輸入規制精油パート1

Writer: Rie nishizaka

ヒソップという精油はご存知ですか?

学名はHyssopus officinalis

シソ科の植物で別名ヤナギハッカと言われるものです。

ペパーミントににた香りですが、ペパーミントよりも少し柔らかい感じです。

効能としては呼吸器系の不調の緩和に良く使われます。
フランスでは気管支炎や喘息の治療に利用されているようです。

実はこの精油、フランスからは輸入できません。

VELUTINAはフランスの蒸留所から精油を直輸入しているのですが、今まで輸入ができないなんてことはありませんでした。
なので、現在進行中のOEM商品にヒソップを入れるべく、輸入指示を出したのですが、なんとしたことかフランス税関で足止めをくらい
残念ながら輸出不可となってしまいました。

理由は、ヒソップには極めて高い薬理効果があるため、フランスでは医薬品の扱いになってしまっているから。
フランス国内でも医師または製薬会社のみへの販売が義務付けられており、国外には持ち出せないそうです。
蒸留所のほうでも寝耳に水だったらしく、法律が変わったらしいとしか情報がとれませんでした。

そこで成田税関に電話して聞いたところ、確かにヒソップは最近は製薬会社などが治験目的で輸入することが多いとのこと。
以前は一般企業も輸入できていたようですが、いつからか入ってこなくなったらしいです。
現在でも、日本側の輸入に関してはそれほど厳しくはないようですが、徐々にヨーロッパでの規制が厳しくなってきているので遠くない将来規制の対象になるだろうということでした。
輸出元が出せないのだから輸入元に入ってこないのは当たり前。
税関の方もはっきりしたことは言えないけれどと自信なさげでした。

結局、こちらの使用目的が医薬品ではない以上、規制対象物品を製品にブレンドするのはリスキーだったため、クライアントと相談し精油の差し替えをすることとしました。どれにするかはまだ検討中です。

多分これからもいろんな精油が規制対象になってくると思います。
私が把握したものは、これからブログに書いていきますので、何かの参考にしてください。

それにしても薬理効果が高いと言われると使ってみたくなるのが人間の性。
なんとかならないものかと、日々考えている西坂なのでした。


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