嗅覚障害からの脱却(前編)

Writer: Rie nishizaka

昨日ふと思い出したこと。

ちょうど24歳ぐらいの時に突然嗅覚と味覚がなくなった時がありました。

今考えても原因が分からないのですが、一番初めにおかしいなと思ったのは、昼食のカレーの臭いがしなかったこと。

食べてもあんまり味がわからないくて、その時は単に、風邪で鼻がつまっているからかなぁなんて思っていました。

でも鼻づまりが治ってからもなんの臭いも感じない。味も、なにを食べても焦げ臭いような味しかない。

だんだん不安になってきて・・・。

へんな話、当時近くに強烈に腋臭の臭いを発する先輩がいたのですが、その先輩の臭いも分からなかったんですよ(笑)
前は傍にもよれなかったのに・・。

それでやっぱりおかしいと思い、風邪を引いたときに受診した耳鼻科に行きました。

色々検査した結果、原因はわからず、言われたのは一度失った嗅覚は二度と元には戻らないということ。

ショックでした・・・。

そこで当時処方された薬が原因だったのではないかと食い下がったところ、先生も少し不安になったのか、ご自分の卒業した大学病院で診察を受けてみようということになりました。

どこの病院だったか忘れましたが、かなり大きな病院だったと思います。そこでさらにいろんな検査をされ、やっぱり判定は黒。だめってことです。

耳鼻科の先生と大学病院の先生に薬との因果関係は不明ということを説明され、私も気持ちが動転していてなにを話したのかどうやって先生達と別れたのか正直覚えていません。

気がついたら病院の1階にあるレストランにいました。きっとお腹がすいてたんでしょうね。まったく・・・。
嗅覚はなくとも腹はへるってことでしょうか。

注文した料理(確かハンバーグだったと思います)を口に入れると、今度はまったく味がしない。
今まではなんとなくではありますが、食べ物を食べているという感覚はあったのです。焦げ臭いような変な味でしたが・・・。

それがまったくしない。何にも。物体を口入れて、ただ噛んでる感じ。すっごい違和感と嫌悪感。そしてどうしようもない恐怖感。

泣く気はなかったのに、何だか感情が溢れてしまって、料理を前にしながらしばらく泣いてしまったのを覚えています。

つづく・・・。


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