東北大学OB男声合唱団 Chor青葉演奏会

Writer: Rie nishizaka

震災から一年。

今日は母親を連れて東北大学OBの男声合唱団Chor青葉の演奏会に行ってきました。

テーマは「春を待つ」。

被災で亡くなった方への哀悼の意と復興への願いを込めて選ばれた選りすぐりの名曲達。

いろんな意味で心に残りました。

震災後、開通した常磐道を通って向かった実家への道。

自分の視界の中に入ってくる光景が現実のものとは思えませんでした。

ありえない形に積み重なった大型船。崩れた家に突き刺さった車。走り回る大勢の自衛隊員。

私の目の前に広がる青くて穏やかな海と、後ろに広がるどこまでも続く壊れた町とのギャップに心がついていけなくて後から後から涙が溢れました。

祖母が亡くなったことも大きな事件でした。

避難所の寒さに耐え切れなかった祖母は徐々に体力を無くし震災から2週間後衰弱死しました。

90歳過ぎまで生きたのなら、せめて暖かいところで大往生させてあげたかった・・・。

神様はなんて無慈悲なのだろうと本気で思いました。

母親の「頑張ろうね」の声に笑って頷いたのが最後になったようです。

とまあ、合唱曲を聴きながらそんなことをつらつらと思い出し、黙祷をし、最後には私が頑張らねばと襟を正しました。

終わってお茶を飲みながらそんな話をしたら母親も同じ事を考えていたようです。

そんな考える機会を与えてくれた演奏会。

とても心に響きました。ありがとうございます。

あとはただただ東北の復興が一日も早く進むことを心から祈り、自分にできることをするばかりです。


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