映画 ブラインドネス

Writer: Rie nishizaka

映画好きの知り合いのおかげで、最近よく映画を見るようになった。

うちには借りたDVDが山のようになっている・・・。

そろそろまとめて返さないと。

この前見た映画は「ブラインドネス」

2008年ぐらいに公開された日本とブラジル、カナダの合作映画。

映画というものにあまり興味のなかった西坂は、この映画の存在自体を知らなかった。

あらすじとしては、街で車の運転中突然目が見えなくなった日本人を皮切りに、その妻や症状を診察した眼科医、病院にいた他の患者などにどんどん失明が感染してやがて都市中の人間が原因不明の失明状態に陥るって話。

この日本人役を演じたのが伊勢谷友介さん、その妻が木村佳乃さん。

失明した人たちは、原因不明の感染症と診断されて政府の判断により収容所に隔離されて軍隊に監視されることになるのだけれども、軍隊も正直ほったらかし状態。

食べ物もろくに与えないから、その食べ物を独占しようとする輩とか、金銭を要求する輩が当然として出てくる。

挙句の果てには、食べ物を与える代わりに収容所の女性の体を求める独裁者まで現れる始末。

女性たちは夫や子供を助けるために泣く泣く体を差し出すの。

その情景は正視するのも嫌になるほどリアリティがあった。

女性はどこでもそうなる運命なのかと、ちょっと悲しい気持ちになった。

あまり書くとネタバレになるから、この辺で。

結局原因が最後まで不明なままで、人間としてそうなった時に自分はどうするのかという哲学的な問いを投げかけた映画なんだけど、確かにいろいろ考えさせられた。

日本人が主役級だったというのもあって、感情移入が容易だったのかもしれない。

伊勢谷さんも木村さんも本当に素晴らしくて、二人の演技に引き込まれた。

いい映画だというには描写的に複雑なものはあるけれど、物事を深く考えるきっかけをくれたという意味ではとてもいい映画。

機会があったらぜひ見てみてください。


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