また新しく調香の依頼をいただいた。
人工香料で作ってある某ブランドの化粧品の香りを天然香料で再現してほしいっていうものだけれど・・・。
おかげさまで化粧品工場との付き合いが増えてきたので、こういった依頼も自然に増えてきた。
ありがたいことです。
でも・・・・・。
「サンプル送りましたから~」って明るく言われて、「お任せくださ~い」って明るく引き受けたけど、届いたサンプルを確認して呆然。
なんじゃこりゃ・・・。
完全なる人工香料(当たり前だけど)。独特の人工チックな香りがバシバシくるよ。
あ~。
天然精油で作られたものであれば、嗅ぎ分けてほぼ同じものを作るのは出来るのだけれど・・・。
う~ん。ムズイなぁ・・・・。
でもやるしかない。
う~ん。
くぅ~ん。
あお~ん。
ぱお~ぉんん。
いやいや、泣いている場合ではない。
やるぞっ!やるぞっ!
これが出来たらまた一皮むけるぞ!ご褒美のアメももらえるぞ!
とりあえず、しばらく持ち歩いて脳みそに香りの情報をプリンティングしよう。
そして一番近い精油をピックアップ。
そこからはひたすら調香あるのみだな。
よぉ~し!やったるど~!