枝雀師匠 「鷺とり」

Writer: Rie nishizaka

最近、夜な夜なのゲームに心が折れて、夜中に高座を見ている。

落語ってほんとに話芸だね〜。

桂枝雀師匠の「鷺とり」。この話はほんとに面白い。

東の志ん生、西の枝雀。

言われただけあるわ〜。

天才の名をほしいままにした枝雀師匠。

最後はとても悲しい亡くなり方だったけれど、師匠の作品はこうやって受け継がれている。

この「鷺とり」。

儲け話を探していた男が、鳥とり(鳥ぬすみ)の情報を入れ知恵されて、寺の池にいる鷺を盗んでやろうとたくらむ。

手っ取り早く取れる場所として、近くの寺の池に鷺がたくさんいることを思いだし、夜中に忍び込んでぐっすり寝ている鷺の首を帯の間に挟み込みまんまと鷺とりは成功。

がしかぁし!

早々に退散しようとしたところで、道に迷い、うろうろしているところで徐々に夜が明けてしまう。

焦る男。

そして朝日に照らされて、帯に挟まれていた鷺が一羽目を覚ましてしまう。

びっくりしたのは鷺

静かに仲間の鷺たちを起こし、そして・・・・・。

一斉に飛び立った。

まぁ結末としては、男が鷺たちに五重の塔に運ばれて、降りるのに難儀するっていうことで終わるのだけれど・・・。

これを枝雀師匠の軽妙な語り口と滑稽な顔芸で話されるものだから、笑いが止まらない。

何度見ても同じところで笑ってしまう。

そんな話なのでございます。

名人と言われる人の話は本当に面白い。

志ん生師匠の「八五郎出世」なんかもお勧め。これも同じところで笑って同じところで泣いてしまう良い話です。


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