生臭坊主

Writer: Rie nishizaka

最近あの店行っていないなぁなんて思って、顔を出した店。

とりたててうまいわけでもないけど、まずいわけでもないという個性の欠片もない店なのだけれど、なんとなく居心地がいいので、仕事で何か考えたい時には、そこに行ってぼけっと一人で飲んでいる。(オーナーごめん)

昨日もそんな気分だったので、約2ヶ月ぶりぐらいに立ち寄った。

しばらく行かないと見ない顔が増えていて面白いね。

店は生き物だから常に新陳代謝してる。

昨日は、ど暇だったのかカウンターには私しかいなかった(笑)

でもそろそろラストオーダーという時に入ってきた二人組。

いや〜ひどかった。

なにがひどいって、会話の内容がえげつなくてさ〜。なんであんなに下品に飲めるんだってぐらいまぁ品がない。

年の頃は60歳前後といったところかな。

みなりはきちんとしているからそこそこ金は持っているんだろう。

でも会話が…。

口から出る言葉の大半が下ネタ。男性同士で話すのであれば特段気にもならないのだろうけど、少なくとも女性がいるところでする会話じゃないなぁ。

あっ!もしかして女性としてみられていなかったのか。

あ〜そうかそうか!って納得している場合じゃないわ!

人によりけりだけど、50代以降の人ってお酒を飲むと性のことをネタにする人が多いような気がする。

女性を口説くとか、エッチな話をするとかそういうレベルではなく、自分はまだまだ性行為ができるというようなことをあえて口にする…。

やっぱり枯れゆく男性性への焦りとかなんかな。

他の店でそんな話をしてる初老のおっさんを見ると気の毒だなぁって、超上から目線で憐れんでしまうわ。
何が悲しくて公共の場でそんな話をしないといけないのかって…。

若い頃なら、俺は薬飲まなくても出来るんだぞ〜なんて言わないのにね(笑)

昨日の話題もそこに集中してた。

自分のものがどんなにすごいか、薬を飲むか飲まないか、女性へはどう責めるか、あの女のあれはどうだった、ああだった……。

ひどい話だよ。今まで聞いた中で一番酷かったかもしれない。

品性のない人間は会話までもが下劣だわ。

だんだん腹立ってきて、一言言ってやろうかという段階で向こうがお会計したので黙ったけど、あのまま続いていたら、「角材もって来い!ぶんなぐってやるから」って店の人間に言っていたかも。

ここんところ、いろんなシチュエーションでそんな話を聞く機会が多かったから、ことさらむかっ腹がたったよ。

後で聞いたら、お坊さんなんだって。

自分の地元では好きな話が出来ないから、わざわざ電車に乗ってやってきて下ネタ話すんだと。

この生臭坊主!

そんなに言いたいなら念仏あげるように仏様に向かって下ネタ言え!馬鹿もん!

結局いらいらして仕事にもならず(いい訳だけど)、店を出て他で飲み直しした。

でもその後もっとすっごいびっくりするような経験をした私。

それは次のお楽しみ。

続く…。