新しい歌舞伎座は初めてだったのでとっても感激しました。
建物綺麗になったなぁ。
前は前で古さの中に良さがあるって感じだったけど、今回は今回で新たなランドマークって感じ。
今回の演目「團菊祭五月大歌舞伎」は海老蔵さんや菊五郎さん、松緑さんなどが出るとても豪華な内容。
それぞれの演目すべて楽しんだけど、中でもやっぱり海老蔵さんの存在感はすごかった。
華を持つとはああいうことをいうのだと思った。
ステージに出るだけで目を引く、言葉が耳から体に染み渡る。
彼から目が離せない。もっと観たい、もっと聞きたい。
普段の素行不良を凌駕する圧倒的な演技力と存在感。
役者ってあれでいいんだなぁと思わせる圧巻の舞台でした。
舞台もすごかったけど、少し気になったのは香り。
盛り上がりの場面場面でかすかに良い香りがする。柑橘系のような。
初めは私かなと思ったけど、どうもそうでもない。
私かなというのは、職業柄アロマの香りが体に染み付いているらしく、自分では気づいていないけど他人にはよく指摘される。
だから私なのかなと…。
でも違うみたい、
幕場の波がひくと香りがなくなるから、周りの人の香水でもない。
気のせいかなぁ。
確かに歌舞伎座でアロマを焚くとも思えないし。
なんとなく腑に落ちなかったけど、これ以上悩んでも仕方がない。
あ〜。良い舞台でした。
久しぶりに堪能しました。