とうとうと言うかついにと言うか。
私の中でワースト1に輝く鬼畜ゲーム「ダークソウルズ」の3が来月発売されることになった。
このゲームと出会ったのは、溯ること三年前。
たまたま手にして何の気なしに始めてみた。
そして…嵌った…。
今まで遊んできたゲームとは一味も二味も違うこのゲームに身も心も捧げ、昼はリアル世界で自分自身と戦い、夜はゲームの世界で亡者と戦っていた。
あの時のクリア出来ない絶望感に比べたら、現実世界の嫌な事なんて天国に思えたよ笑
そして、もっと躍動感を、もっと迫力を願った結果、いつのまにか部屋にはプロジェクターと大型スクリーンが設置され、サラウンドスピーカーまでついていた。
リアスピーカーから聞こえてくる背後の敵の気配には、恐怖と感動を覚えたなぁ。
でも私の実力がなさ過ぎてこのゲームはクリアできなかった。
ダークソウルズ1はラスボスまでいったけれど、あまりの恐怖に逃げ惑うばかりで、戦うことすらできなかった。
この戦い(戦いにもならない)はユーチューブの攻略動画で何度復習してもクリアできず、先に私の心が折れてしまった。悲しい思い出だ(寺田心風)
ダークソウルズ2は途中まで。
1が終わっていない私が2をやるなんておこがましいと思い、いまいちのめりこめなかった。
でもそれじゃいかんと思い立ち、2をやる資格を得るために、なんども1のラスボスに挑んだけれど、やっぱりものすごい形相で向かってくるボスを前に逃げ惑うしかできなかった。
この辺りは今思い出しても涙が出てくる。
そして次に出たのが、ダクソの開発者が集結して作ったPS4版「ブラッドボーン」。
これをしたいがためにPS4を導入したといっても過言ではない。
でもこれは手を出してはいけないゲームだった。私ごときのレベルでは手も足もでない、まさにゲスの極み。
あまりのバトルの難易度とストーリの怖さにスタート地点の街から出られなくなってしまったほどだ。
2か月ほど粘ってみたが、結局そのまま放り出し…。その後友達に貸してはみたものの、その友達も街からでられなくなるというまさに負の連鎖が起きていた笑
ブラッドボーンの「VSガスコイン神父」なんて、いまだに怖くてユーチューブを見るだけで恐怖が這い上がってくるほどだ。
そっそして!
来月いよいよダークソウルズ3が発売になってしまう。
1も2もクリアできてないのに…。
他がだめなのに、3をクリアできるとは到底思えないが、夜になるとなぜかネットで検索し、なぜか細かい仕様まで確認をしている。
予約特典までチェックしてしまう愚かさに、自分自身がいやになるほどだ。
私の習性を知っている人間たちはこぞって酒の肴にこの話題をだし、買うのか買わないのか賭けをする始末。
でも要は買ってしまうのだ。また!きっと!絶対に!
そしてまたしばらく絶望にもだえ苦しむ日が来るのだ。
絶望感、あ~なんて甘美な言葉なんだろう。
この感覚を味わいたくて私は性懲りもなくダークソウルズを買ってしまうのだ。