侘しさとせつなさと

Writer: Rie nishizaka

先週、金曜日から土曜日にかけて、私の地元のいわき市に行ってきた。

帰省ではなくコンサルのほうの仕事で。

多分、最後にいわきに行ったのは、震災後常磐道が開通した時だったから、5年ぐらいまえか。

正直、毎年帰省するなんてことはまったくなく、用があれば電話をしメールで済ませるようになってしまった。

親不孝だなぁ。

母親にはいわきの会社を訪問する日時を知らせておいたので、少しだけ会う時間があったけれど、改めてみて思った。

(ちぢんだなぁ…)

もとから小さい人だったけど、もっと小さくなってて、ちょっと衝撃を受けた。

こんな顔だったっけ?なんて思って、ついまじまじとみてしまった。

でも考えてみれば母親もいい歳なのよね~。

子どもころから離れて暮らしていたってのもあって、親子間で干渉しあうこともなくドライな関係。

そういうとかっこよく聞こえるけれど、悪く言えばお互いがお互いに興味がないんだろうな。

まぁ、そんなことをつらつら考えつつ、何年か振りの地元ということもあり、懐かしくなって今度は自分が高校卒業まで祖父母と住んでいた家を見に行った。

今はもう二人も亡くなり、私が住んでいた家は母親が他人に貸して生計を立てている。

ここでも思った。

(さびれすぎだろ…)

子どものころ探検した道、遊んだ広場、お菓子目当てに通った商店。

当時の記憶が一気によみがえったのは一瞬で、あとはその寂れように言葉は出ず、後悔だけが残った。

この地区には人が住んでいるのだろうか、この地区にはこどもはいるんだろうか。

活気がなく、並んだ家も古く、地区全体に生気が感じられない。そんな状況だった。

せつないなぁ。

多分、もう足を運ぶことはないと思うけれど、とにかくわびしくてせつなくてたまらなかったよ。

 


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