潜在能力を引き出す金木犀(キンモクセイ)精油

Writer: Rie nishizaka

金木犀・・・今時期ですよね。
うちの近所にもいたるところに金木犀が植えてあり、いい香りを提供してくれています。

金木犀の学名はosmanthus fragrans。中国、インドなどが原産となる植物です。
抽出する部位は花。
あのちっちゃな花から有機溶剤を使って精油を抽出します。
精油は、大抵大がまにいれて下から熱い蒸気を当てる「水蒸気蒸留法」という方法で抽出するのが一般的なのですが、まれに熱を与えると香りの劣化がひどくなってしまう植物があります。そういった植物には、熱を使わない「有機溶剤抽出法」という方法が使われます。
ローズやジャスミンなど採油率が低い植物、香りがデリケートな植物にはこの方法が使われることが多いですね。
この方法だと香りがより自然のものに近くなり、含有成分の劣化も少なくなると言われています。

金木犀もこの方法で抽出されるため、これだけでもとってもデリケートな精油ということが読み取れます。

金木犀の香りや花はもちろんみなさん知っていますよね。
フルーティで芳しい香り・・・・。
本来であれば、この香りが再現されるはずなんですが・・・・。実際の香りはだいぶ程遠いです。
どちらかといえばウッディ系、もっと言えば、鉛のような重い感じ。

あの可愛らしい香りはどこにいってしまったのかという印象です。

でも効能はとてもすばらしいんですよ。
炎症や去淡作用があるので、風邪の引き始めなんかにもいいし、鎮静作用があるので不安やイライラなんかにも使えます。
昔のヨーロッパでは創造力や潜在能力を引き出す精油とまで言われていたことがあるそうです。

VELUTINAではあいにく取り扱っていないのですが、ネットで調べるとアルコールに薄めて販売しているところもあるようです。
文献によると金木犀に含まれるイオノンという化学成分がこの香りのベースになっているとか・・・。
その成分は、希釈することで、あの独特のフルーティな香りを発現するそうです。

う~ん。奥が深い。

香りを取るか効能を取るか・・・。私自身も迷います。


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