アロマを始めたきっかけ

Writer: Rie nishizaka

VELUTINAの企業理念は、「アロマテラピーを利用してストレス疾患に悩む方々の力になりたい。」というもの。

うつ病、パニック障害、不眠障害、過敏性大腸炎などなど、ちょっと前までは病名さえなかったストレス性の病気が
日常茶飯のようにいたるところで話題になる。

発症した本人としては、状況がつかめず、周りに相談も出来ず、具合だけが悪くなり病院を受診する。
病院では原因が特定できず、受診科をたらいまわしにしたあげく薬を処方し様子を見てくれと突き放す。
思ったような改善が見込まれないと、ストレス性だからと心療内科に回し、また薬を投与する。
そして職場からは白い目で見られ、それが更に症状を悪化させ、休職に追い込まれる。

少なくとも私の周りで、ストレス疾患を発症した人間はそういう状態だった。

霞ヶ関で働いていたときには、毎日毎日睡眠時間が3時間も取れず、週に1、2度は徹夜も当たり前で目の下のくまと肌荒れが常だった。
多分今よりも老け込んでいたような気がする。
人間関係も希薄でスタンドプレーに長けた人間が多かった。
そういえばあの人最近姿を見ないなと思えば、うつ病で休んでいるとか、胃潰瘍で入院しているだとかそんな話題ばかり。
国民のために仕事をしているのか、政治家のために仕事をしているのか。
自分が働いている目的を見失っていて、ただ惰性で働いてた。でも正直、どっちでもいいやと思ってた。自分には関係ないって・・。

でもある日、知り合いがうつ病を発症した。
とても優秀でいつも明るい人が、どんどん表情をなくし、転勤というなのもとにドロップアウトした。
些細な人間関係のゆがみ、それによる仕事の停滞。責任問題。

それを見ていて、ひとごとじゃないことに気がついた。
下手したら自分にも同じことが起こる。なんとかしないと・・・。

それを期に始めたアロマ。自分を守るため、知り合いを元気付けるため。

そしてアロマは予想以上の効果を自分にもたらしくれた。
仕事が忙しくて疲れていても、アロマ本を読んでいると気が紛れたし、行き詰まったとき、部屋に焚くと新しいアイデアも湧いた。
当時たまに通っていた老人ホームの方々にも喜んでもらえて(「アロマテラピーで減退した嗅覚は戻るのか」参照)、アロマの奥深さにも触れることができた。
もちろん知り合いも大層喜んでくれて、今ではすっかりアロマにはまっている。

退職して起業すると上司に言ったときには、そりゃもういろいろ言われたけれど、今となっては選択は間違っていなかったと思う。
もちろん、前の職場には感謝している。いろいろな勉強をさせてくれてそれこそ人が経験し得ないようなことも経験できた。
今あるのも前の職場の方々に支えられたからこそだと思っている。

でも選択は間違っていなかったと胸を張って言いたい。

きっと今後、いろいろことを考えなくてはいけなことが出てくると思う。会社のこと、事業のこと、人材のこと・・。
でも、とりあえず初心だけは忘れないようにしようと思う。
初心さえぶれなければ、進む方向性は間違わないと思うから。


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