昨年の更新からまたしても長らくおさぼりをしてしまいました。
ご心配おかけしています。
西坂は無事に生きてます。いろいろありましたが生きてます笑
先輩方、友達などから生存確認のメールをいただいておきながら、忙しさにかまけ、また明日、また明日と言い聞かせながら今に至ってしまった感じです。
昨今のコロナ騒動でVELCAT馬車道店も休業を余儀なくされています。
この騒動、どうなるんだろうね。
早く終息すると良いのだけど…。
でもありがたいことに、VELCATには毎日日本全国からたくさんの支援物資が届きます。
フード、猫砂、おやつ、おもちゃ、サプリメントなどなど。
本当にうれしい。保護猫活動はとにかくお金がかかるので、こういった消耗品をいただけるだけでも、すごい支援に繋がるのです。
日本全国の皆様、本当にありがとうございます。
感謝感謝でございます。
動物病院のほうも紆余曲折、大問題がいくつも勃発しながらもようやく落ち着きを取り戻し始めました。
獣医師も来月から3名体制となり、動物看護師も増員予定です。
コロナに罹患した方が皆さん回復して、この騒動が早く終息しますように…。
久々の更新です。
クリニック開業しました。
久しぶりにブログでも書こうとサイトを開いたら3月から更新していなかった。
その事実にちょっとびっくり。
月日のたつのは早いもんだ。
ここでお知らせ。先月11日、動物病院を開業しました。「馬車道ペットクリニック」といいます。
今年2月にVELCAT馬車道店をオープンさせてから半年。
当初から猫達の健康管理のためには動物病院の開業は必要不可欠だった。
開業にあたっては、いろいろなトラブルに見舞われて、一時はもうあきらめたほうがいいのかとも思ったけれど、なんとか踏ん張ってオープンできたのは、支えてくれたスタッフのおかげかな。
私とアルバイト2人で築65年の古ビルから始めた㈱横浜弁天コンサルテイングスクエアも、既に3期目を終え、社員、パート含めて15人の所帯になった。
昔みたいに、思いつきで事を起こして失敗するといった冒険野郎的なことできなくなってしまったけど、私のアイデンティティでもある㈱VELUTINA同様、この会社もとても大事な宝物には違いない。
クリニックがどう育っていくのかは、いまのところ未知数ではあるけれど、とりあえずはVELCATの子供たちの安全は維持できたとおもうと、ちょっと感慨深いな。
猫付レンタルスペース VELCAT馬車道店オープンしました。
年末から休む間もなく準備してきたVELCAT。
ようやくオープンにこぎつけました。
いや~。大変だった。
スタッフ達も夜遅くまで本当に頑張ってくれた。
みんなで作った店だから感動もひとしおだね。
あとはどの程度の期間で軌道に乗せられるか。
ここからが勝負だね。
https://www.velcat-bashamichi.site/
認知症を予防するアロマテラピー(講話)
前記事の続き。
認知症を予防するアロマテラピーは、認知症と嗅覚の関係性についてお話させていただきました。
認知症が進行している方はご多分に漏れず嗅覚障害も一緒に発症しています。
嗅覚の減退及び嗅覚障害の進行に伴い、認知機能もどんどん低下してくのです。
認知症の進行を少しでも食い止めるためには、まず嗅覚の障害を取り除かねばなりません。
嗅覚は、通常の老化からくる減退であれば、香りをかぐことで感覚は戻ってきます。
これは鳥取大学の浦上教授が発表した論文でも証明されています。
28日間行った朝と夜のアロマテラピーで、臨床対象28人全員に自己見当識の改善が見られ、特にアルツハイマー型認知症の人間には知的機能の改善が顕著に見られた。
よって嗅覚を刺激して脳の活性化を促せば、認知症が進んでしまったとしても、嗅覚も戻り、知的機能もある程度回復する。
これは臨床データからも一目瞭然です。
仮説が裏付けられた画期的な臨床だと思います。
だからこそ、香りには毎日触れてほしい。
講話では、実際に参加者全員に精油とスプレーのサンプルを配り、ティッシュに落として使ってもらいました。
やっぱり話を聞くだけでは、使ってみようとは思いませんからね。
みなさん、とても気に入ったようで、一番前のお父さんは講話の間中、ずっと香りを嗅いで喜んでいました。
講話が終わってからもどんどん質問する方が増え、気づけばかなりの時間超過。
でも有意義な時間を過ごさせていただきました。
介護業界にもどんどんアロマが広まってほしい。
利用者さんだけでなく、スタッフさん、ケアマネさんにもいろいろ使ってもらって少しでも元気になってほしい。
私はこれをしたくて介護の会社を立ち上げたんだなと、しみじみ思いました。
好評につき第二弾も依頼されています。
日程が決まったらまた記事をアップさせていただきます。
家族が認知症と診断されたら(講話)
1/27に青葉台地域ケアプラザで行ったV&Gケアステーション中村所長による「家族が認知症と診断されたら」、
そして株式会社VELUTINA代表の西坂による「認知症とアロマテラピー」という講話は、かなり好評でした。
参加者は30名ほど。
ちなみにV&Gケアーステーションとは私が代表を務める株式会社V&Gの居宅介護支援事業所の名称です。
この講話には、介護業界の方や介護を実際に行っている一般の方、ご本人が軽度の認知症と診断された方など様々な方に参加していただきました。
完全二部制をとり、第一部で介護の現実やケアマネの体験談、第二部でそれを踏まえた認知症を予防するためのアロマの講話という順番にしました。
この流れがよかったのか、参加者みなさんとても質問が活発で、良いディスカッションができました。
ケアマネの体験談は、介護パンツを絶対に履かないお父さんの話。
失禁ぐせがあるお父さん。
家族は部屋が汚れるから介護パンツを履いてほしいのだけれど、お父さんはそんな恥ずかしいものは絶対に嫌だといってきかない。
でも掃除をするのは家族なので、いつもいつも同じことで怒鳴りあいになってしまうというケース。
こういう場合には強制してはいけないらしいです。
手の届くところ、見えるところにポイッとおいておくだけで良いのですって。
履けといわれると拒絶するのが人間の性。
中村所長曰く。
履けと言ってはいけません。
洗面所、ベッドの側、どこにでも、普通の下着と同じように何気に置いておけばいいのです。
そうすれば自然に履きます。
そして履いたことは絶対に本人に言ってはいけません。
言えば恥ずかしがって脱いでしまいます。
しばらくすれば、それがとても心地よい下着だと実感するので、あれはどこだと本人から言うようになります。
その時に初めて、履いてくれてよかったと言ってあげてください。
この言葉を聞いて感服しました。
専門家ならではの視点とアドバイス。
家族はなかなか思いつかないなと感じました。
こういう話が聞けるのはとても楽しい。
介護はつらくて大変な部分も多いですが、専門家に話せば必ず力になってくれます。
介護会社を経営するようになって私自身いろんなことを学びました。
まだまだですが、介護に関しては私も微力ながら、皆さんの力にたちたいと思っております。
今後ともどうぞV&Gケアステーションをよろしくお願いいたします。