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「プチグレンと一言でいってもね。実はいろいろあるんです。」

  • Posted on 8月 26, 2013 at 3:28 PM

ヴェルティーナのプチグレンは「レモンの葉と茎」から抽出したプチグレンです。

学名はCitrus hystrix。
Lemon tree
これって結構珍しいんですよ。

一般的に市場に流通しているのは、ビターオレンジから抽出されたプチグレン。

学名はCitrus aurantium var. amara。

よってアロマのテキストには「プチグレンはビターオレンジから抽出されたものであり、リラックス効果云々…」という説明が記載されているものが大半です。

でも本来プチグレンというのは、「シトラスフルーツオイル」とも言われ、一般的に柑橘系樹木の葉や茎から抽出される精油を指すもの。

なので、どの柑橘系樹木に属しているのかで、学名も成分も効能も違ってきます。

これはアロマセラピストでも理解していない人が多いです。

学名や成分組成を確認せずに、テキストから覚えた知識だけ披露して赤っ恥をかくという最悪の状況に陥らないようにしてください。

レモンプチグレンは、成分的に抗菌・殺菌効果、リフレッシュ効果を持つシトロネラールを多く含むので、気持ちを高めたい時、気分を切り替えたい時に利用できます。

果皮から抽出する柑橘系と違って光毒性がないので、1本持っていると何かと重宝しますよ。

ただし、シトロネラールには長期間高濃度で使用すると皮膚かぶれを起こすことがあるので注意してくださいね。

VELUTINAプチグレン 10ml 2,010円
http://velutina.net/products/detail.php?product_id=33
来月には5mlタイプ1,260円も新発売!

ラヴィンサラ(ラバンサラ)精油の効能

  • Posted on 7月 4, 2012 at 2:20 PM

今回新たにラヴィンサラ精油をフランスから輸入しました。

ラヴィンサラの学名は、Cinnamomun camphora(ラテン語なので読み方はシナモナム カムフォラになるかな)。

文献によってはラバンサラと表記されていたりします。

クスノキ科の植物で、マダガスカル産が最高品質と言われ、新鮮な葉から水蒸気蒸留法で抽出されます。

一時、この精油は、ラベンサラ(学名Ravensara anisata)と言う名前で誤って販売されていたことがあります。

精油の中身はCinnamomun camphoraで間違いないのですが、なぜか商品名と学名が違うものとして(Ravensara anisataとして)販売されていたんですね。

今ではこの誤りは訂正され、ラヴィンサラ(ラバンサラ)といえば、学名はCinnamomun camphoraとして表記されるようになりました。

でも店頭で買う時には一応確認してくださいね。

Cinnamomun camphoraとRavensara anisataでは、含まれる成分と効能が違ってきてしまいますから。

さて、この精油はヨーロッパでは、体の抵抗力を上げる精油としてよく利用されます。

VELUTINAのラヴィンサラに含まれる主な成分は、1.8-シネオールと呼ばれるものです。

この成分には去痰作用というものがあり、呼吸器系の不調緩和や、免疫力の向上、風邪の予防などに役立ちます。

同じ成分を持つ精油としては、ユーカリやラベンダースーパーなどがあるでしょうか。

香りとしては、1.8-シネオール独特のすっきりした揮発系の香りがします。

余談ですが、精油の香りって、含まれている成分によってある程度特徴が出てくるので、知識が増えてくると、香りを嗅いだだけで、主成分がわかるようになります。

そう考えるともアロマテラピーってすごく奥が深くないですか?って自分の感覚を押し付けちゃダメですね(ペシペシ)。

まぁ、とても安全な精油なので、用法用量を守っていただければ、それほどナーバスになるようなものではないです。

ただし!

この精油のケモタイプには、リナロールタイプ、シネオールタイプ、カンファ―タイプ、サフロールタイプといったものがあります。

それぞれ主成分がどれになるかで「ラヴィンサラ〇〇タイプ」の〇〇の部分が変わってきます。

ちなみにVELUTINAのラビンサラは「ラヴィンサラ・シネオールタイプ」。

リナロールタイプであれば、どちらかと言えばリラックス系、カンファ―タイプであれば慢性の痛みの緩和系、シネオールタイプであれば風邪予防など、症状にあわせた使い方ができます。

ここで気をつけないといけないのは、サフロールタイプ。

市場には流通することはないとは思いますが、このサフロールという成分はアンフェタミンという薬物製造の際に使われる成分なので、とても危険です。詳細はこちらをごらんください。「サッサフラスの危険な効能

というわけでかなりの長文失礼しました。

ローレル精油の効能

  • Posted on 6月 9, 2012 at 3:30 PM

とある案件でローレルをブレンドに入れてほしいとの要望があったので、フランスから急きょ輸入しました。

学名はLaurus nobilis 。和名は月桂樹。カレーとかに入れる葉っぱです。

クスノキ科の 樹木で、精油は 葉を乾燥させたものから 抽出します。

香りの印象はというと・・・すごくいい香りです。

ウッディ系というと西坂はブラックスプルースが一番好きなのですが、これに匹敵するくらいいい香り。

なんか幸せな気分になります。

やわらかい中にも一本芯が通った強さみたいなものがあって・・・う~ん。母性みたいなものを感じます。

母性が持つ包み込むような甘さというかなんというか・・・。うまい言葉が見つからなくてすみません。

ローレルの効能として代表されるのは抗菌作用と去痰作用。

ブドウ球菌とか大腸菌とか連鎖球菌なんか抑える働きがあるそうです。去痰作用も結構高いみたい。

効能が高いわりには刺激が少ないので、お子様からお年寄りまで年齢を問わず使えると思いますよ。

ほんといい精油です。

梅雨の時期なんかはカビの繁殖予防なんかにも使えるのではないでしょうか。

精製水で薄めてお風呂場の床にスプレーするとすごくいい香りですよ。

西坂は最近それにはまっています。

個人的にすごく気に入ったということもあり、先日、別件で石鹸製造のお話があった時に、ローレルを主体にしたブレンドを提案してみました。

気に入ってくれるといいなぁという期待を込めて(笑)

それを入れた石鹸で手や顔を洗ったら、風邪や夏場の食あたりなんかの予防の一助になるような気がします。

という記事を書きながらローレルを事務所に焚いている西坂。

体力的にはパッツパツですが、精神的には満ち足りています。

フランスからの説明書では短時間の利用でも長く効果が持続すると記載してあるので、コスパもお勧め。

今5mlのプチ精油で商品化しようか思案中です。

他にもいろいろ輸入しようと思っている新しい精油があるので、タイミングを見計らってプチ精油で売り出すのもいいかもですね。

ちょっと考えてみます。

バニラオイル作ってみました

  • Posted on 11月 15, 2010 at 6:25 PM

先日、「赤ちゃんも持っているバニラ精油の不思議」という記事を書いたのですが、今日はバニラ精油ではなくバニラオイルの話。

材料はとっても簡単で、バニラビーンズ3本とホホバオイル300ml。

いわゆる浸出油ってやつです。

まず・・・。

バニラビーンズは、包丁で縦に切れ目を入れてグイッと種がちょっと浮くような感じに開きます。

それをホホバオイルのビンの中に入れて棚の中で4週間熟成。これだけ。

出来上がったオイルはお風呂上りのボディオイルとして使ってください。

バニラオイルは精油と違ってとっても柔らかい香りです。

精油は若干甘さがきつめかな。ブレンドで使おうものならかなり自己主張し部屋の中全体がチョコレート臭くなります(泣)

その点、バニラオイルはマイルド。

もともとバニラの効能は高い鎮静作用ですから、夜寝る前に塗ればとっても気持ちよくリラックスして眠ることができますよ。

私は冬のこの時期は肌が乾燥して痒みとかが出てしまうので、お風呂に入ったらすぐにうす~く塗って肌を保湿。

そうするとホホバオイルの効果ですっごい肌がつるつるになります。

朝は保湿クリームにちょっとだけ混ぜて顔に塗ったりしています。

甘い香りがずっと続くので、いい気分で仕事ができます。

とっても安上がりでとっても簡単なのでぜひ作ってみて下さい。

ローズマリー精油のケモタイプを使い分けよう!

  • Posted on 11月 2, 2010 at 3:25 PM

ローズマリー精油の効能といえば一般的には「血行促進作用」が知られていますが、実はさらに細かい使い分けが出来るって知っていますか?

大まかにいうと次の3タイプが流通しています。
1 ローズマリー・カンファー
2 ローズマリー・シネオール
3 ローズマリー・ベルベノン

ローズマリーの後の、カンファー、シネオール、ベルベノンは化学成分の名前です。
ローズマリーには、いずれの成分も全て含まれているので、作用自体は似たようなものなのですが、どの成分が一番含有量が高いか、あるいはどの作用が一番強くでるかという区分としてこのような表記になっています。
こういった同じ植物からとれる精油で成分の異なるものを「ケモタイプ」といいます。

まず1番目のローズマリー・カンファー。
カンファーは、低濃度で使うと血流などの循環機能が高まるため、血行不良からくる肩こり、腰痛や筋肉痛などを緩和します。
植物油に薄めてマッサージするのが一般的でしょう。
一部の文献では、ラベンダーをブレンドして使うとさらに作用が高まるとの記述もあります。

次に2番目のローズマリー・シネオ-ル。
シネオールは正式名称1,8-シネオールと言われ、ユーカリ精油などに含まれている化学成分です。
この成分は殺菌作用、去痰(痰を溶解する作用)作用が強く、呼吸器系の不調には抜群の威力を発すると言われています。
咳が出るとき、喉が痛い時などには水で薄めてうがいをするか、お湯を入れたマグカップに入れて湯気を吸い込んで下さい。
徐々に落ち着きます。ユーカリが苦手な方にお勧めです。

最後にローズマリー・ベルベノン。
ベルベノンは、肝臓強壮の効果があるといわれています。
よって飲み過ぎた時、断食した後など、肝臓に負担のかかる行為の後には、この精油をお風呂にいれて入浴するか、
ホットタオルを作って肝臓にシップして下さい。

このように、同じローズマリーでもそれぞれ特徴があります。
より強く出る作用を知っておくだけで、自分の症状にあわせた使い分けが出来るようになります。
慢性の肩こりならカンファーを、ユーカリの代わりに使うのであればシネオールをといった具合です。

でも注意していただきたいのは、ローズマリーはとても刺激の強い精油。
血圧の高い方、乳幼児、ご妊娠中の方は使用をお控えください。
特に降圧剤を飲んでいる方が使用すると、精油の作用と温熱効果で血管が急激に開くので、血圧が下がりすぎてしまいます。
気をつけて下さいね。

専門店であれば、自分の店の精油がどのタイプなのかは知っているはずですから、遠慮なく聞いてください。
ちなみにVELUTINANのローズマリーはシネオールタイプとベルベノンタイプ、両方取扱いがございます。